ふるさと館にて

ふるさと館の補修工事が終わり
一度バラバラに解体した織機を組み立てています。
昨日は、大工さん、恩師や後輩が手伝いに来てくれ
織機の組み立て、力仕事などをしてくださいました。
そして今日も恩師に手伝ってもらいながら
細かな部分の取り付けや、電気配線などを済ませました。
自分の帯を織る織機を自分の工房に持ち帰ったときは
本当に骨組みの部分以外は自分でやったので時間がかかったのですが
やはり人数が多いと作業が早いですね。
でもこれで終わりではなく、まだまだ細かな作業が続きます。
組み立てたその日とか次の日には織れる、
と思っている方が多いのですが、そうはいきません。
まだまだ地味で時間のかかる作業が続くのです。
3人の織り手全員での再開準備はあと1日もあれば終わるかな。
そのあと、1人の担当者がタテ糸を織機にセットして
ちゃんと動くかをテストして…
帯を織ることができるのは、来年の年明けからになりそうです。

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ふるさと館にて” への6件のコメント

  1. こんばんは、お仕事お疲れ様です。

    私は北九州市在住で、博多ふるさと館に訪れましたがその時は作業棟が工事中でした。
    是非、リニューアルした作業棟で新海さんの手織りを目の前で観てみたいと思いますので楽しみにしています。

    • だいちんさん、コメントをありがとうございます。
      ふるさと館の織機を動かせるようになりましたら、ふるさと館でイベントがあるとき以外は無休で実演が行われています。
      実演時間(11~13時、15~17時)の間に、ぜひ遊びにいらしてくださいね。

  2. やはりもの作りというものは、どんなことでもたくさんの準備が必用なんですねぇ。
     織機を間近でみたことはないですが、とにかく複雑そうだということはわかります。あと電気配線なんかも必用なんですね?一回ばらすだけでも大変そうです。私はかごなどの竹製品が大好きなのですが、やはりそういった職人さんといわれるかたたちは、圭織さんと同じく一人で初めから一つ一つ準備をされて手をかけて、時間をかけて、心をこめて製作されますね。しかも、そういったことを喜びながらされている。そこがおおざっぱな私なんかと違うところで。。だから機械で大量生産されたものじゃなくて手間暇かかって作られた世界でひとつしかないものが欲しくなってしまうんでしょうね!
     とにかく機織りをしておられる圭織さんを見てみたいです!
     来年1月はふるさと館にはいつ頃おられますか?

    • やんやんさん、嬉しいお言葉をありがとうございます。今は安くて大量生産されるものが喜ばれている時代ですので、本当のもの作りを分かってもらえる方がいると、職人も頑張れます(*^^*)
      ところで来月のふるさと館での担当ですが、私は1月3,4,14~23日の11~13時と15~17時に実演をしている予定です。
      私が担当をしていない他の日でも、1月1日からふるさと館では毎日博多織の実演をしています。
      もしいらっしゃる機会があれば、ぜひ遊びに来てくださいね。

    • 水島さん、リニューアルしたといってもあまり見た目は変わっていないかもです(笑)
      ぜひまた来福されたときには、遊びに来てくださいね。

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