タテ糸を上げ下げするための棒刀という部品を吊っている糸が切れていることに気づくのが遅れてしまい
結局3寸ちょっと、12センチくらいを織り戻す(ほどく)ことになりまし。
気づいた瞬間は、ガーンって文字が頭から出てくるんじゃないか?ってくらいショックです。
柄が多く出ている色のタテ糸ならもうちょっと早く気がついたかもしれませんが
あまり表に出ていない色だったので、気づくのが遅れました。
織り戻す作業は、織り進む作業の倍近く時間がかかります。
調子良く織り進められれば、明日には袋帯の表の面を織り終わるかもと思っていたのに
これで明日は終わらないということが確定。
とっても残念・・・
でも考え方を変えると
焦って織ってたから気がづくのが遅れたんじゃないの?
3寸ちょっとで気がついて良かったやん!
焦らず集中して織りなさいよっていう警告だったのでは?
とも思えます。
そうそう、被害が小さくて良かったよ!
と思い直すことにしました。
無駄な半日を過ごしたことにもなりますが
ちょっと冷静さを取り戻しました。
焦らず丁寧に!!